黙祷
たくさんお花をいただきました。
写真は、「忘れな草」と「クモマグサ」と「花かんざし」の鉢植えです。
よく見ると、花の中に猫ちゃんが一匹いました。
「忘れないために」と「雲の間から光が射すように」と「晴れやかな気持ちでいられるように」と選んでくれたそうです。
この一年、あっという間に過ぎたのに、振り返ると遠い昔のような気もする不思議な感覚です。
今日はしばし黙祷。そしてまた日々淡々と。

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たくさんお花をいただきました。
写真は、「忘れな草」と「クモマグサ」と「花かんざし」の鉢植えです。
よく見ると、花の中に猫ちゃんが一匹いました。
「忘れないために」と「雲の間から光が射すように」と「晴れやかな気持ちでいられるように」と選んでくれたそうです。
この一年、あっという間に過ぎたのに、振り返ると遠い昔のような気もする不思議な感覚です。
今日はしばし黙祷。そしてまた日々淡々と。

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スティーブ・ジョブズが亡くなった。
愛すべきMachintoshを世に送り出した男。
革新ということばが最も似合う男。
主人と同じ誕生日、
そして同じ年に逝ってしまった男。
天才であっても、
どうしようもないことがある。
何だろう。
わけもなく悲しい。
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お盆に実家へ帰った。
父の本棚で本を探していると、
ふと、そばにある机の上の小引き出しに目が行った。
父が亡くなった後、一度は中を見ているはずだった。
二段目の引き出しを引いてみるとノートが二冊入っていた。
家には、書きかけては放り出された父のノートが何十冊とある。
またノートか…と思いながらパラリとめくってみると、
思いがけないことに、それは母の日記だった。
父が亡くなる数日前からはじまり、
そして亡くなってからの2年間、
それは、ただただ父への想いを綴った母の記録だった。
そこには私の知らなかった母の姿があった。
母が亡くなって2年余。
母のものはほとんど目を通したつもりだった。
それがなぜ、今になって出て来たのだろう。
父のノートにまぎれてそのまま消えていくはずだった日記を、
なぜ私に教えたのだろう。
そんな疑問もつかの間、
「ああ、そうか…」とすぐに思った。
主人が亡くなって、いまは母と同じ立場になった私に、
母はきっと何か言いたいのだ。何か声をかけたいのだ。
仕事のことばかりに気をとられ、
母の気持ちを知ろうともしなかった薄情な娘を、
死んでもなお、気にかけてくれるというのだろうか。
母とはそういうものなのだろうか。
すべてを読んでいいのか迷いながら、
でも、読んでも読まなくても、
いつでもそばに母を感じる。
これまでよりもはっきりと。
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